皆さんの中には、ベルト交換をするのは今回が初めて、という方も少なくないと思います。
「自分の時計にちゃんと合ったベルトを探せるかな?」
そんな不安をお持ちではありませんか?
このページでは、初めての方でもベルト選びに失敗しないための3つのポイントをご説明します。
豊富なラインアップが自慢の当店で、ぜひ皆様の最高の「お気に入り」時計ベルトを見つけてくださいね!
どんなに見た目の良いベルトでも、ご自分の時計にきちんと取り付けられなくては意味がありません。
交換するベルトのサイズは、今お使いの時計にぴったり装着できるサイズをお選びください。
シンプルなようで、これが実はベルト選びの、一番のポイントなんです。
「ラグ」の幅を測りましょう
お持ちの時計をご覧いただき、ベルトと時計本体とが取り付いている部分をご覧ください。
ベルトの両端をはさむように、本体から2本の爪のようなものが突き出ていると思います。これを「ラグ」といい、2つのラグの間隔(つまりはベルトの取り付け部分の幅)を「ラグ幅」といいます。
次に、お持ちの時計のラグ幅を測ってみましょう。普通の定規でOKですよ。
メンズなら18mm~24mm、レディースなら8mm~15mmくらいが一般的でしょうか。
基本はピッタリサイズ。でも…
ラグ幅を測ったら、それと等しいサイズのベルトを探すのが基本です。
少しでも小さいと取付け部が緩くなり心もとないですし、逆に大きいと取り付けにくく、無理に付けるとベルトを傷めることにもなりかねません。
ただし、「どうしても譲れない、お気に入りのデザインに、希望のサイズがない…」といった場合は、1mm上のサイズを選ぶようにしてください。
美錠のサイズ確認も忘れずに
今お持ちの時計に付いている美錠(※)を、引き続きお使いになる場合は、美錠が取り付く位置のベルト幅(美錠幅)も忘れずに測っておいてください。
「時計ベルト.com」では、ベルト商品の詳細ページに、ベルト取付幅(ラグ幅)と美錠の両方を記載していますので、お探しやすいかと思います。
※美錠:ベルトの一方の先に付いている、ベルトを腕に固定するための留め具
時計ベルトを選ぶのには、「素材」も大切です。
主に時計ベルトの素材には、次の3つがあります。
それぞれの特色を簡単にまとめてみました。ご参照いただき、自分にマッチしていると思える素材をお選びください。
価格○三つの素材の中では中間。○他の素材よりは若干高め。◎最も手頃な価格で入手しやすい。
チェックポイント | レザー | メタル | ラバー | |||
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装着感 | ◎ | 素材の質感が良く柔らかで、ベルトコマの継ぎ目もないため使い始めでも肌にしっくりなじむ。 | △ | 他の素材よりも重く、金属特有の「ひんやり感」など装着感はやや劣る。金属アレルギーの方はNG。 | ◎ | 着け心地は非常に軽く、弾力性があるので腕になじむ。だが通気性がなく装着部分がむれやすい。 |
デザイン | ◎ | メタルほど素材感が主張せず、カラーバリエーションも豊富。ステッチで凝ったデザインを施した物も。 | ◎ | 素材がもたらす光沢と重厚感、高級感はメタルならでは。ベルトコマの精巧なデザインも魅力。 | △ | 他の素材と比べると、見た目の「安っぽさ」は否めない。カラーバリエーションは豊富。 |
耐久性 | △ | 水分に弱く、汗や雨で汚れやすい。匂いも付きやすく、入念なケアが必要。約2~3年が「寿命」。 | ◎ | 丈夫で長持ち。破損してもコマの交換や研磨などで対応できる。汗や水分にも強く汚れにくい。 | ○ | 耐水性・耐熱性は抜群。比較的劣化しにくいが、亀裂が入るとそこから全体に割けてしまう。 |
時計ベルトには、たくさんのブランド・モデルがあります。(当店で扱っているものでも、約4,000点もあります!)
これだけたくさんのベルトがあると、「あれも素敵」「これもいいな」と、なかなか一つに絞りきれないのではないでしょうか?でも、それでいいんです。
初めての方にはピンとこないかもしれませんが、実はベルト交換は、慣れてくると、そんなに難しいものではありません。正しい方法と工具の使い方を身に付ければ、簡単に交換できます。
だから皆様には、時計ベルトも洋服と同じように、「目的やシーン、その日の気分に応じて、気軽に使い分けるもの」であると考えていただきたいと思います。
- 商談やプレゼンといったビジネスシーンでは、フォーマルで主張しすぎない黒・茶系のレザーベルトを。
- レジャーやスポーツでアクティブに動く時には、カジュアルで機能的な原色系のラバーを。
- ちょっと自分を「大きく」見せたい日は、シックで高級感のあるメタルを。
といった具合にです。
時計ベルトもファッションのひとつ。
お選びの際は、「お気に入りの1本」を探すだけにこだわらず、気の向いたものはどんどん候補に入れ、ご予算の許す範囲で、お手元のラインアップを増やしていきましょう。
貴方の大切な時計が、日々もっと息づき、輝くことでしょう。